縁起のよいカメラ


毎月18日は観世音菩薩の縁日。
なかでも1218日は、
「納めの観音」と呼ばれ、特に参拝者が多い1日です。


江戸時代、
1217日、18日は、
「観音の縁日」の人出を見越し、
境内に正月用の品や縁起物の品を売る露店が集まり、
「歳の市」と呼ばれるようになりました。


羽子板市も、
そうした市のなかの名物です。


観音様は、
仏教の菩薩のおひとりで、
観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)または
観自在菩薩(かんじざいぼさつ)とも呼ばれます。


たくさんの人の信仰を、
集めていらっしゃいますが、
カメラのcanonは、「観音」に由来するのをご存知でしょうか?


1933
年に前身の精機光学研究所が設立され、
カメラの最初の試作機は、KWANON(カンノン)」と名づけられました。


観音様の御慈悲にあやかり、
世界で最高のカメラを創る夢を実現したい、との願いを込めたものだそうです。


当時のマークには千手観音が描かれ、
火焔をイメージしたKWANONの文字が、デザインされていたそうです。


「キヤノン」(
Canon)という言葉には、
英語で、「聖典」「規範」「標準」という意味があるそうで、
正確・精緻を旨とする精密機器としての商標にふさわしく、
「キヤノン」の発音も、「観音=カンノン」と似ているため、
現在の名称にスムーズに決まったそうです。


キャノンのファンには、
実はこの話を知っており、
ご利益を願って購入を決める人も、いらっしゃるそうですよ。

 

 

こよみすと

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