延命長寿の食べ物


初物七十五日


初物を食べれば
寿命が七十五日も伸びるという言い伝えです。

その年に収穫されたばかりの初物には、
生気がみなぎっていて
食べれば、
新たな生命力を得ることができる、と考えられていました

それでも
当時の初ガツオは
庶民にとっては、今では考えられないほど高価なもの。

もう少し待てば、値段も安くなるのにもかかわらず、
「初物七十五日」の縁起にあやかりたいと
多くの江戸っ子たちが
競うように初物を求めたそうです。

初ガツオは、女房子供を質に入れても食え
という言葉も残るほど、
見栄っ張りの江戸っ子たちは
「粋」でカッコイイところを見せつけたかったようです。

そんな江戸っ子たちよりも
初物を早く食べたことを自慢したいと
関西では
初物は東を向いて、笑って食べろ
といわれています。


一年のうちで限られた短い期間にしか
食べることができない「初物」。

江戸っ子たちを見習って
「旬」を追いかけることができる
「粋」な女性を目指します!

関連記事

  1. 新米の季節は醸成月

  2. 歳神様が宿る場所

  3. 真夏のスイカは塩が必須です

  4. 桃栗三年柿八年の散歩の効果

  5. 和菓子の日

  6. 三色団子で天下をとる

  7. スイカ割りもオリンピックの種目になるかもしれません

  8. 冬の太陽のご利益

  1. こよみすと

    【お試し価格】まずは気楽に!お試し版 鑑定書
  2. プロが愛用する特別な暦のご案内ー2025年度版ー…
  3. こよみすと

    こよみすと養成講座