選日の一つとして暦に記載されている、
天一天上(てんいちてんじょう)が始まります。
癸巳(30番目)から戊申(45番目)までの、
16日間を指し、
方違の神である天一神 (なかがみ) が、
天に上がっている日を指します。
日本の陰陽家の説では、
この期間には人が、
どの方角に向って物事を行なっても、
差し障りがないと言われています。
天一神様は、
祟りを起こすこともある気の荒い神様で、
その神様がお留守の間は、
気を楽に、
自由に過ごすことができるのだそうです。
代わりに
天から降りてくるのが、
日遊神様という、きれい好きの神様です。
なんと、
せっかく怖い天一神様がお留守なのに、
家の中がきれいでないと、
こちらの日遊神様が祟ることもあるのだそうです。
ですので、
この期間は掃除だけは
念入りにした方が良いとも言いいます。
神様は優しいだけ、
与えてくれるだけではなく、
このように人の心を律してくれるからこその神様。
ぜひ、お掃除やお片付け、
頑張ってみてくださいね。
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