冬至・第六十四候「乃東生(なつかれくさしょうず)」のお便り

明日は冬至です。


12月22日は、
「日としての冬至」。


12月22日から1月4日までは、
二十四節気の季節としての、「冬至の期間」となります。


「冬至の日」は、
一年で最も日が短いので、
寒くて冷たく、活動的になれません。


動植物も、
眠りに入っています。


そんな状態を、
マイナスのピーク、
つまり
「陰が極まるタイミング」と考えます。


この日が、
マイナスのピークということは、
この日を境に、
プラスに転じる日でもあるのです。


この日から、
少しずつ日照時間が増え、
温かくなり、やがて、動植物も活動を再開します。


もちろん、
私たち人間も、
大自然の中で、その流れの中にいます。


うまく流れに乗れば、
スムーズに願う活動ができ、
結果も手に入ることでしょう。


していただきたいのは、
まずしっかりと静かに落ち着き、落ち切ってから、
再起動をかけて欲しいのです。


「冬至の日」を、
自分の弱さや課題を、
見つめる日にしてもよいでしょう。


しっかりと膝を曲げて、
身を低めれば、
大きくジャンプアップできるのと似ています。


「冬至」の日には、
寒い冬に、
太陽のような色と、爽やかな芳香を放つ、
ゆず湯に入り、
かぼちゃや小豆粥など、体を温め、
邪気を祓うものを食べる習慣があります。


にんじん、
だいこん、れんこん、
うどん、ぎんなん、きんかんなど、


「ん」のつくものを運盛りといい、
この日に食べるとよいといいます。


かぼちゃも、
なんきんですから運盛りです。


こんなふうに、
冬至には色々な食の楽しみがあります。


素敵な時間を過ごして、
楽しい気持ちになれば運気アップです。


冬至の期間をさらに、
はじめ・中・終わりに分けると、
それが七十二候になります。


たったの5日で過ぎていく期間です。


【64】冬至初候
第六十四候「乃東生(なつかれくさしょうず) 」


夏枯草(うつぼ草)が芽を出す
2022年12月22日~12月26日


● 旬のメッセージ
この期間に最も強いエネルギーを持つ旬のものは、
開運活動に欠かせないアイテムとなります。


(植物)
柚子(ゆず)
千両(せんりょう)
万両(まんりょう)


(魚)
鮪(まぐろ)


(動物)
こげら


(行事など)
柚子湯:
冬至の日に柚子湯で体を温める。


(開運メッセージ)
柚子は料理や風呂に使うなどして親しまれている。
独特な香りが良い。
(花言葉は、健康美・汚れなき人・幸福など)


千両(せんりょう)や万両(まんりょう)は
商売繁盛の縁起物として正月飾りに使われる。
千両は葉の上に実がつき、万両は葉の下に実が下がる。


千両(せんりょう)
(花言葉は、可憐・裕福・財産・恵まれた才能)


万両(まんりょう)
(花言葉は、陰徳・金満家・財産)

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