大開運日の翌日は満月&節句です

今日は、1年間という時間の中で、
陰の半年が、
陽の半年に切り替わる
「九星陽遁始め」。


さらに、
甲子の日
天赦日
一粒万倍日
が重なる大開運日でした。


そんな日を超えて
明日は新暦で、
今年初めての満月ですね。


ネイティブアメリカンは、
1月の満月を「ウルフムーン」と呼びます。


真冬の寒さと深い雪の中、
狼の群れが飢えた声で吠える季節です。


そして明日はいよいよ、
七草の節句でもあります。

 

春の七草のお粥を食べて、
お正月のごちそう疲れを癒します。


節句(せっく)は、
中国哲学である陰陽五行説を由来として、
日本に定着した暦です。


古来中国では、
正月の1日を鶏の日、
2日を狗(犬)の日、
3日を猪(豚)の日、
4日を羊の日、
5日を牛の日、
6日を馬の日とし、


それぞれの日に、
その動物を殺さないようにしました。


そして、
7日目を人の日(人日)とし、
犯罪者に対する刑罰は、
行わないことにしていたそうです。


この日には、
中国でも、
一年の無病息災を願って、
7種類の野菜(七草)を入れた、
羹(あつもの)を食する習慣があります。


これが日本に伝わったのが、
七草粥の由来です。


またこの日は、
「新年になって初めて爪を切る日」ともされ、

「七種を浸した水に爪をつけて、
柔かくしてから切ると、その年は風邪をひかない」


・・・と言われています。


● 1
7日 七草の節句
(漢名)人日(じんじつ)
(行事)七草粥


● 3
3日 桃の節句・雛祭
(漢名)上巳(じょうし)
(行事)菱餅や白酒


● 5
5日 菖蒲の節句
(漢名)端午(たんご)
(行事)菖蒲湯
関東では柏餅、中国や関西ではちまき。


 77日 笹の節句・七夕(たなばた)
(漢名)七夕(しちせき)
(行事)裁縫の上達を願い素麺が食される


● 9
9日 菊の節句
(漢名)重陽(ちょうよう)
(漢名)菊を浮かべた酒など


ご参考ください。

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