明日は「初虚空蔵」の日。
虚空蔵菩薩とは、仏様のひとりで
「明けの明星(金星)」は、
虚空蔵菩薩の化身と言われています。
一言で言えば、知恵の菩薩です。
日本の仏教で、8世紀ころより
虚空蔵菩薩信仰が生まれ広がりました。
虚空(こくう)とは、広大な空間のように
無限の徳や知恵をもっているという意味で、
虚空蔵菩薩を本尊として、正しく修行をしたものは、
無限の記憶力を、
持つことができると言われています。
経典を覚え理解するために、必要とされたのですね。
「初虚空蔵」の日は、
正月十三日に、
虚空蔵菩薩の初縁日に参詣する日で、
京都嵐山の法輪寺では、
13歳になった少年少女が、
虚空蔵菩薩に、智恵を授かりに行く、
「十三詣り」という行事が行われています。
本尊として祀られているところが多くはないので、
探してみてください。
博物館などの、仏像の展示で
お姿を見ることもできます。
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