太陽と月が加わって完成したある制度


今日は金曜日。


明日、土日のお休みを、
楽しみにしている方も多いでしょう。


大安という、吉日も重なっているので、
良い日になるといいですね。


土日は、
一般的にどこに出かけても、
混み合います。


ですので、人混みが苦手な方や、
渋滞が我慢できない方は、
土日の外出は避けたほうが、
心地よく過ごせると思います。


これも、暦の活用法ですよね。


今回は、
「曜日」という考え方について、
お伝えします。


7日を1サイクルとする、
曜日という概念が生まれたのは、
古代メソポタミア文化で、


それが、インドや中国を経て、
日本に伝えられました。


そのルーツや、考え方には、
本当に精密な背景があります。


簡単にまとめると、
中国では古代から、
万物を「木・火・土・金・水」という、
5つの要素に分類する、
「陰陽五行説」が信じられています。


この、「木・火・土・金・水」に、
太陽と月が加わり、
見慣れた曜日が、
スッキリと理解され、定着したのです。


月:
 月





日: 太陽


この7種の曜日は、
平安時代にも
使われていた記録がありますが、


一度は廃れた後、
明治政府が、正式に
暦にこの曜日を用いることを定め、
現在に至っています。

毎日、目にする曜日にも、
暦の壮大な歴史のストーリーがあるのですね。

 

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