明日は「将棋の日」です。
徳川家康が将棋好きだったことから、
将棋は囲碁と共に、幕府公認のものとなりました。
「将棋の日」は、
江戸時代の8代将軍の徳川吉宗の時代に、
定められたものだそうで、
将軍家の前で、棋士が対局を披露した、
江戸幕府の年中行事に因みます。
そんな将棋の駒にも、
”縁起物”があることを知っていますか?
将棋の駒を、ひとつひとつ見ていくと、
『馬』の文字が、
鏡文字のように反転している、書体があります。
これは『左馬(ひだりうま』といって、
千客万来
商売繁盛など、
福を招くとされています。
縁起の良い理由は複数あります。
1)
「馬」の字が逆さに描かれているので、
「うま」を逆から読むと「まう」と読める。
「まう」という音は、
祝いの「舞い」を連想させるので、
縁起がよいとされています。
2)
「馬」の字の下の部分が、
財布のきんちゃくの形に似ているので、
お金を貯めて逃さない袋、
富のシンボルとされています。
3)
馬は人がひいていくものですが、
その馬が逆になっているので、
馬が人をひいてくる(=招き入れる)と解釈し、
商売繁盛に繋がるとされています。
4)
馬は左側から乗るもので、
右側から乗ると落ちてしまうことから、
左馬を持つ人は競馬に強いといわれている。
こちらは博打運です。
現在、ヒーロー誕生で、将棋が大ブームですが、
そんなめでたい空気を感じさせる1日に、
あなたは自分の運気と向き合い、どう過ごしますか?
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