第五十八候「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」のお便り

明日は、
十日夜・十方暮入
小土終・出雲神迎祭・高千穂夜神楽と、
語りたいことの多い日ですが、


豊かになるために欠かせない、
季節の暦のお伝えを優先します。


明日、季節は大きな節目を迎えます。


1年を24
節に分ける暦は、
ニュースなどでも報じられ、
どこかで聞いたことがあるでしょう。


二十節気;小雪 しょうせつ 
20231122日
晩秋から初冬と言われる季節。
北日本や山沿から初雪の便りが届き始める。
木枯らしが吹く中、小春日和を感じることも。


この季節を、
はじめ・中・終わりと、三分割し、
なんと、1年に72もの季節が生まれます。


これが「七十二候」です。


初候 第五十八侯 虹蔵不見
(にじかくれてみえず) 11/22
次候 第五十九侯 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう) 11/27
末候 第六十侯 橘始黄(たちばなはじめてきばむ) 12/2


初候 第五十八侯 虹蔵不見
(にじかくれてみえず)
の、
スタートです。


虹も見かけない、
冬の色濃くなってくる季節ですが、


千両や万両、
そしてこの季節に、旬のパワーを持つ、
野茨(のいばら)の、鮮やかな赤い実が
目に飛び込んできます。


野茨は、
開花のあとに小さな赤い実をつける植物で、
そのメッセージは、「痛手からの回復」


赤は、
かつて天然痘撃退のために、
頼りにされたという、魔除けの色。


今の時代にぴったりですね。


58】小雪初候
第五十八候「虹蔵不見(にじかくれてみえず) 」
虹を見かけなくなっていく

20231122日~1126


旬のメッセージ
この期間に最も強いエネルギーを持つ旬のものは、
開運活動に欠かせないアイテムとなります。


(植物)
林檎(りんご)
野茨(のいばら)


(魚)
くえ


(動物)
鴛鴦(おしどり)


(行事など)
新嘗祭:
1123日、秋の収穫に感謝を捧げる。
伊勢神宮などで行事が行われる。
勤労感謝の日でもある。


(開運メッセージ)
林檎(りんご)は「11個のりんごで医者いらず」と言われるほど栄養豊富。
(花言葉は選択・永久の幸せ・名声)


野茨(のいばら)は開花のあとに小さな赤い身をつける。
(花言葉は、素朴・孤独・痛手からの回復)

冬を強く感じるタイミングに、
あなたは自分の運気と向き合い、どう過ごしますか?

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