水泉動のお便り

1年を72にも分ける、
季節の暦がまたひとつ進みます。


第六十八候「水泉動
(しみずあたたかをふくむ)」という、
美しい季節の名前にちなみ、


今回は、
この時期にしか手に入れられない、
不思議な力を持ったお水の話です。


2024
16日から、
「小寒」といい、
1年で最も寒さが厳しい季節を迎え、
私たちは今その気絶を過ごしています。


「小寒」に入ることを、
「寒の入り」といい、
「大寒」を経て、「寒の明け」となり、
待ちに待った、「立春」がやってきます。


「寒九の水」という言葉を、
知っていますか?


特に、
寒の入りから9日目に汲んだ水を、
「寒九の水」といって、
1年で最も澄んだ水として、珍重されています。


この時期に汲んだ水は、
とても澄んでいて、
お酒や味噌、醤油などに、
特別な味わいをもたらすといいます。


「寒仕込み」という言葉を、
聞いたことはないでしょうか?


ぜひ、
自然湧水、ご神水、ご霊水などに、
親しんでみてはいかがでしょうか?


ご神水、ご霊水と呼ばれる、
不思議な水が日本各地にありますが、


いずれにしても、
水の神様の恩恵は強力です。


68】小寒次候
第六十八候「水泉動(しみずあたたかをふくむ)

地中で凍っていた泉が動き出す
2024111日~115


旬のメッセージ
この期間に最も強いエネルギーを持つ旬のものは、
開運活動に欠かせないアイテムとなります。


(植物)
春菊(しゅんぎく)
柊(ひいらぎ)

(魚)
氷下魚(こまい)

(行事など)
寒九の水:
寒の入りから9日目に汲んだみず。
1年でもっとも澄んで腐らない。

鏡開き:
年神様に備えた餅を割っていただく。


(開運メッセージ)
柊(ひいらぎ)は常緑の葉とトゲがあることから、
古くから魔除けとして親しまれよく庭に植えられる。
(花言葉は、用心深さ・先見の明)


春菊(しゅんぎく)鍋やおひたしによい。
(花言葉は、豊富)

元気を出そう。
そんなムードが高まる中、
あなたは自分の運気と向き合い、どう過ごしますか?

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