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少し先の話ですが、
8月13日(火)に、
月遅れ盆迎え火の日がやってきます。
再び、
盆踊りなど、
お盆関連の行事を
目にすることもあるでしょう。
どうして、
“夏に怪談”なのか?
と、不思議に思ったことはありませんか?
夏は、死者の魂が
帰ってくる季節。
まさに、「お盆」は
そうした信仰に基づく行事です。
一般的にイメージされるのは、
祖先との交流ですが、
同時に、
浮かばれない死霊を、
供養するという意味もあり、
昔、農村で行われた「盆狂言」は、
浮かばれない
死霊の鎮魂のために、
演じられたものだと言われています。
それら「盆狂言」が、
のちに歌舞伎の演目に発展し
「東海道四谷怪談」なった。
これは、
民俗学者の折口信夫の考察です。
盆踊りも、
地獄での受苦を免れた亡者たちが、
喜んで踊る状態を
模したといわれています。
「開運」という言葉が行き交う分野で、
臨時収入のようなラッキーを、
待ち望む気持ちも、
人間らしくて好ましく思いますが、
様々な人の、
祈るような気持ちに触れる機会に、
なんとも言えない、
感慨を持つこともあります。
目に見えない世界とつながる、
特別な期間に、
あなたは自分の運気と向き合い、
どう過ごしますか?
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