中二病と一輪の花の美しさ

「中二病」

思春期に見られる、
背伸びしがちな言動のことを
「中二病」と、呼ぶそうです。


ちょっぴりおませになったり・・・
カッコつけたり・・・


思春期は、
成長途中の姿です。


日本は
「侘び寂び」文化の国。


既に「完成された」ものではなく
「不完全」のものに
美しさを見いだす人種です。


本当の美しさは、
不完全なものを、
心の中で、
完成させて感じるもの。


だから、
不完全の美を愛し、

余白や、余韻を楽しみます。


少し剥げ落ちたところに
風情を感じたり、

満月よりも、
少し欠けている月に
風情を感じることができるといいます。


高校野球に、
日本中の大人たちが
夢中になってしまうのも、
通じるものがあるのかもしれませんね。


まだまだ伸びしろ豊かな若い世代が
足りない部分を補おうと
一生懸命な姿に、
感動しますし、
試合が終わった後も
なんともいえない余韻が残ります。

 

一輪の花に
目を留めてしまう時は、
日本人だなあと実感します。

 


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