「13日の金曜日」
そんなタイトルの、怖い映画が昔ありましたね。
英語圏の多くと、ドイツ、フランスなどで、
不吉とされる日と曜日です。
しかも、5月13日は、仏滅も重なります。
日本にも、似たような考え方があるので、
ご紹介をします。
「忌み数(いみかず)」という、
ちょっと怖い言葉があるのですが、知っていますか?
これは、不吉であるとして、
使うことを避けられている数です。
単なる迷信とされる場合もありますが、
多くの人がそれを信じ、社会的に定着すると、
少なくない影響が表れます。
同じ数であっても、
文化や考え方などによって、
どの数字が忌み数になるかは、異なってきます。
日本でよく言われるのは「4」です。
発音が同じ”死”に通じるからですね。
「9」も読み方によっては、
「ク」が苦(く)に通じると、
病院などでは忌み数として避けられることがあります。
でも、中国(北京語)では、
「9」は永遠を意味する、“久”と同じ読み方なので、
ラッキーナンバーとして喜ばれます。
このように日本では、
「4」と「9」が忌み数なので、
下二桁が 49 となる自動車用ナンバープレートは、
希望があった場合と在日米軍向けを除き、
交付されないのだそうです。
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