梅の実が、
パワーをもつ季節になりました。
その力を、
十分に受け取る方法があります。
それは、
梅酒のお神酒をいただくこと。
お神酒は、
神様の力が宿るご神饌の力に、
お米に宿る霊的な力も加わり、
開運を望むなら、
ぜひいただきたいものです。
福岡の太宰府にある、
太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)では、
お祀りされている、
学問の神様である、
菅原道真にちなみ、
「梅(うめ)」の実を漬けた梅酒を、
お神酒としていただくことができます。
菅原道真と梅の関わりは、
ある伝説に由来します。
大宰府へ赴くため、都を発つ道真が、
庭先に立っている梅に対して、
歌を詠みました。
「東風(こち)ふかば にほひおこせよ
梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」と、
すると
梅は、道真公を慕って
都から大宰府へ、
一夜にして、飛んできたのだそうです。
それが御本殿右側の御神木、
「飛梅」です。
このことから、
太宰府天満宮の社紋は梅紋、
御神酒は梅酒となりました。
また参道では、梅ヶ枝餅と呼ばれる、
餡入りの餅が販売されています。
天神信仰は、
ここから派生して各地で見られます。
お近くに、
こうしたお神酒がないか、
アンテナを立ててみてください。
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