夏越大祓を過ぎましたが、
スムーズに下半期の、スタートは切れましたか?
開運に興味がある方は、
「邪気」という言葉に、敏感に反応します。
具体的に目に見えるものではないけれど、
何かよくない不吉なエネルギー。
人から伝わってくることもある、
場所から入り込んでくるものもある、
ものに宿っているような気がする。
確かに、
運気を引き下げてしまうエネルギーは存在し、
それに悪影響を受けないように、
様々なお祓いという風習があるのです。
浄化という言葉を使うこともあります。
この「邪気」には、
大きな枠で2種があります。
一つは、
外界から入り込んでこようとする、
よくない気。
多くの人が「邪気」と認識しているのは、
こちらの意味合いの方です。
もう1種は、
自分の心の中にある、いじけた気持ち。
つまりは、
自分が抱えているよくない感情のことも指すのです。
怒りや嫉妬、
悲しみやコンプレックス、
それら様々なマイナス感情が、
消化されないまま蓄積した時に、
自分自身を痛めつける、
「邪気」として心に巣食ってしまうのです。
自分の外側からやってくる邪気、
自分の内側に巣食う邪気、
どちらも祓い方は共通です。
音、光、香り、言霊など、
強い、明るいパワーを持つものを使い、
雰囲気や気分を切り替えます。
同じ方法で良いのは、
どちらの種の邪気であっても、
跳ね返す力は、
自分の「気持ち」だからです。
外の邪気に入り込まれないように、
強く気のバリアを張る。
心の中の邪気を払拭するために、
気持ちを切り替える。
がんばればいい、というような精神論ではなく、
「明るい気持ち」という、
極めて強いパワーを持つことが、
2種の邪気を寄せ付けない、
必要不可欠な要素になるのです。
神社ではお祓いに「榊」を使いますが、
特に植物は、2種の邪気に対して、
たくさんの活用法が語り伝えられています。
特に便利なのが、
植物や漢方やお茶、野菜も含めて、
食すことができます。
そして食べて体内に取り込むことで、
精神作用も期待することができますので、
心の中の邪気にもよく働いてくれるのです。
これからも日々、
しっかりと、内外の邪気を祓いましょう。
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