現在、
季節の暦である七十二侯は、
第三十四候
「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」
2022年7月23日~7月27日
できれば、
5日しかないこの期間に、
旬の植物を愛で、味わい、
行事などに参加する。
これができれば最高です。
いま、
見ていただきたいのは桐の花です。
蓮の花が散ったあとに、
桐が実をつけ始めます。
桐は古来から神聖な植物と言われ、
500円玉の裏側に描かれています。
それでもよいので、
ぜひ目で見て楽しんでみてください。
桐は、古くから
良質の木材として重宝されており、
下駄や箪笥、箏(こと)、
神楽面の材料となっており、
家紋や、紋章の意匠にも
多く取り入れられています。
日本では、
女の子が生まれると桐を植え、
結婚する際には、その桐で箪笥を作り、
嫁入り道具にするという風習もありました。
この5日間
美味しく食べていただきたいのは、
胡瓜(きゅうり)。
水分が多く、
体を冷やしてくれる夏野菜です。
花言葉は、「洒落」。
洒落た、おしゃれなどという言葉に通じますが、
嘘か本当か、
英語で「キュウリのような男性」は、
”ハンサムな人”という意味なのだそうです。
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