「神無月(かんなづき)」という言葉を、
聞いたことはありますか?
日本中の神様が、
出雲地方に集まって会議をする間、
各地がお留守になるので、「神無月(かんなづき)」。
それに対して、
神様が集合する出雲地方では
この期間を
「神在月(かみありづき)」と表現します。
出雲大社での儀式が、「神在祭」が有名ですが、
明日は、
出雲國二ノ宮、
また出雲国三大社の内のひとつである、
出雲佐太神社神在祭の日。
出雲大社と、
「神在祭」の時期がずれるのですが、
神在祭は、
記録に残るところ、
陰暦10月11日から25日までの15日間行い、
11日から17日までが、
上忌で準備期間としての散祭(あらいみ)、
18日から25日までが、
下忌で致祭(まいみ)という、
二部構成になっており、
現在の儀式の日程の由来に、
出雲大社では上忌が残り、
出雲佐太神社には下忌が残ったのだそうです。
神在祭は、
「お忌さん(おいみさん)」と呼ばれ、
祭の期間中は
歌舞音曲、喧騒、造作等も慎む禁忌の祭と、
出雲佐太神社では案内されています。
あまり知られていないことかもしれないですね。
最近のコメント