ㅤ
もうすぐ、6月30日の
半年の穢れを祓う、夏越大祓です。
ㅤ
ㅤ
今回は、穢れに関係するお話しです。
ㅤ
ㅤ
新型コロナウイルスのような、
感染症を、
昔の言葉では、
「疫病」と表現をします。
ㅤ
ㅤ
昔は、目に見えないものを、
悪鬼として恐れたり、
それも神様の一つとして、
畏怖の念を持ったりしていました。
ㅤ
ㅤ
「疫病」という言葉にも、
神とつければ、「疫病神」です。
ㅤ
ㅤ
疫病神、
厄病神(やくびょうがみ)は、
世の中に疫病をもたらすとされ、
ㅤ
ㅤ
おそれる気持ちから、
様々な信仰が生まれ、
今でも残っている風習もあります。
ㅤ
ㅤ
江戸時代の随筆『宮川舎漫筆』には、
「毎月3日に
小豆のかゆをつくる家には入らない」
と、疫神に教えてもらった
人物の説話が記されているそうです。
ㅤ
ㅤ
効果があるかどうかを、
検証する必要がありませんが、
何か意味があるのかもと、
試してみてもいいかもしれないですね。
ㅤ
ㅤ
現在の私たちも、
誰も経験をしたことがない夏を、
これから迎えると言われています。
ㅤ
ㅤ
同じように感じた、
昔の人々の気持ちを思いやりつつ、
安全に、健康に、
お互いを思いやりあって、
暮らしていきましょう。
最近のコメント