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明日は、寅の日。
金運と旅の吉日と言われているので、
楽しみにしている人も多い事でしょう。
そして明日、2024年2月8日は、
「針供養」「事八日」の日です。
でも、暦の少し先を見ると、
2024年3月17日には、
「旧針供養」「旧事八日」と、暦には書かれ、
では、私たちは、
一体どちらを、参照したらよいのでしょう?
まず、行事についてですが、
「針供養」は、折れた針を供養し、
裁縫の上達を願う行事です。
この日は、針仕事を休み、
折れたり曲がったりして、使えなくなった針を、
豆腐やこんにゃくなど、柔らかいものに刺して、
針に楽をしてもらい、
今までの針の苦労に感謝をします。
この「針供養」は、
「事八日(ことようか)」の日と重なります。
「事八日(ことようか)」は、
地域などによっても、さまざまな姿がありますが、
この時期に行われる、
邪気を祓う行事を意味します。
それが、江戸など都市では、
針供養に変わったものと言われています。
関東では、「針供養」「事八日」は、
一般に、2月8日に行われますが、
12月8日に、行われる地方もあります。
3月17日は、
月齢で読む「旧暦」の、2月8日なので、
旧針供養と、
暦に書かれていることがあるのです。
実際の行事は、
新暦の2月8日に、行われることが多いので、
実際に、どちらの日程かは、
各地域や窓口で確認をしてください。
日本人は、
実は、暦が大好きな民族として有名で、
様々な暦を柔軟に取り入れ、生活で活用をします。
新暦・旧暦も、
どちらも残して活用するので、
このように、
表記が、やや複雑になることもあるのです。
新暦での
「針供養」をし逃してしまった方は、
明日、ぜひ感謝の気持ちを、
生活の道具に伝えてみてください。
立春を迎えて、数日が経ちました。
あなたは自分の運気と向き合い、どう過ごしますか?
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