私たちは
神様へご挨拶をする時は
神社へ出かけて手を合わせます。
もともとは、
神様というのは
いつも同じ場所にとどまるものではない
と考えられていました。
祭りのたびに
どこか遠くからやってきて、
木や山、岩など自然のものに
神の霊が降臨するとされていたのです。
ただの木や山、岩も
御神体となった途端、名前が変わります。
「御神木」
「神体山(しんたいざん)」
「磐座(いわくら)」
次第に
祭りの時だけでなく、
神様が依りついた依代そのものを
祀るようになりました。
富士山を神体山とする、浅間大社や
筑波山を神体山とする、筑波神社は
神様が宿る山として
今でも神聖視されています。
7月1日の山開きは
神聖な領域へ
足を踏み入れる前の儀式のようなもの。
山の神を祭り、登山の安全を祈願します。
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