【山の神】山開き

 

私たちは
神様へご挨拶をする時は

神社へ出かけて手を合わせます。



もともとは、
神様というのは

いつも同じ場所にとどまるものではない
と考えられていました。

祭りのたびに
どこか遠くからやってきて、
木や山、岩など自然のものに
神の霊が降臨するとされていたのです。

 

ただの木や山、岩も
御神体となった途端、名前が変わります。

 

「御神木」
「神体山(しんたいざん)」
「磐座(いわくら)」

 

次第に
祭りの時だけでなく、
神様が依りついた依代そのものを
祀るようになりました。

 

富士山を神体山とする、浅間大社や
筑波山を神体山とする、筑波神社は
神様が宿る山として
今でも神聖視されています。

 

7月1日の山開きは
神聖な領域へ
足を踏み入れる前の
儀式のようなもの。
山の神を祭り、登山の安全を祈願します。

 

関連記事

  1. おくんちの由来は神の数字から

  2. お中元は許しを乞う行事がルーツでした

  3. この世もあの世も休暇を楽しむ1日です

  4. 七夕の花は大変縁起が良い

  5. 【旧盆】明治時代が分かれ道

  6. 茅の輪はくぐってこそ意味がある

  7. お彼岸の日には何をする?

  8. 胎内くぐり

  1. こよみすと

    【お試し価格】2024年度版お試し版鑑定書
  2. プロが愛用する特別な暦のご案内ー2024年度版ー…
  3. こよみすと

    こよみすと養成講座