7月10日は浅草寺の功徳日です。
この日に参拝すると
なんと
46000日分の御利益をいただくことができるという
スペシャルな日です。
46000日は
126年分にも相当するので
これは生きてるうちに一度参拝すれば
いいという計算になりますね。
昔の食生活で貴重なお米を基準に
一升のマスに入る米粒の数が
46000粒に相当するといいます。
一升枡が転じて、
「一生」ご利益が続く功徳日というわけです。
昔の人にとっては
米一升あれば、
お腹いっぱい食べることができるので
この上ない幸せで贅沢なことだったんでしょうね。
浅草寺には
この日にしかいただけない
雷除けのお守りがあります。
昔落雷があった時、
赤いとうもろこしを吊るしていた家だけ
落雷の難を避けることができたので
それ以来、
赤とうもろこしに寄せる思いも
特別なものになりました。
46000日の功徳日には
赤とうもろこしも
浅草寺の境内で売られて
多くの人がそのご利益を得ようと
赤とうもろこしも合わせて買い求めていました。
天候の影響で、
赤とうもろこしが不作の年も続き
これに代わる何かを、
ということから、
雷除け守りが誕生しました。
三角の札を
竹に突き刺してあるお守りは
九星気学でも
赤とうもろこしの「赤色」と
雷除け守りの「三角」が
九紫火星を象徴するもので一致しています。
神に祈る気持ちの一致に
昔の人の知恵って凄い!と改めて驚きます。
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