八朔は、
八月朔日の略で
本来は
旧暦の8月1日のことを言います。
果物のハッサクは、
この八朔から名付けられたと言われています。
ハッサクのルーツは、
江戸時代末期の広島県です。
お寺の住職さんによって、初めて発見された時、
まだ小さくて、
「八朔の頃には食べることができそうだ」
と言ったのが由来です。
新暦と旧暦の違いもありますが、
現在、
私たちが食べているハッサクが
店先に出回る旬と、少しずれています。
現在では
冬に収穫された後、
貯蔵して酸味を抜いてから
春先に店に出荷されています。
江戸時代から現代まで
試行錯誤して、
「貯蔵して酸味を抜く」
という手法を見出したんですね。
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