東京都内は、都会のイメージが強く、
パワースポットと言われても、ピンと来ないかもしれません。
でも、東京にも縄文時代のような古代から、
人々が祈りを寄せた場所が少なくはありません。
例えば”古墳”は、亡くなった尊い人を祀る場所で、
生と死が隣り合わせるようですが、
古墳のある周辺は、神聖な場所として、
パワースポットと称されることが多いのです。
東京にも1000個近くの古墳があります。
それから、
東京にも、豊かな湧き水が各所にあり、
中には”ご神水”として祀られているものもあります。
明治神宮内の、「清正の井」はパワースポットして有名になり、
幸せを願うたくさんの人が訪れています。
品川からほど近い、大井というところにも、
大井の水神が祀られています。
歯痛に効き目があると人々に親しまれていました。
小金井市という地名は、
”黄金の井戸”という意味から来ており、
実際に豊かな湧き水が何箇所かで見られます。
水が豊かであれば、樹々も麗しく育ちます。
意外かもしれませんが、東京の1/3は森林です。
名木や神木と言われる樹木は広いエリアにあり、
都心であれば、
明治神宮の百年の森や、
豊かな自然が残る西多摩地区には、
樹齢千年を超える樹木も数々見られます。
遠くに行かなくても、
極めて特別な場所に踏み入って行こうとしなくても、
意外と身近なところに、神聖な場所は数多くあるものです。
その土地の方達が大切にしてきた場所に、
土足で踏み入ることがないよう、マナーなども大切にしつつ、
ぜひ時間がある時に、お近くで探してみてはいかがでしょうか。
こよみすと
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