ミズヒキが旬の季節です。
目立たない場所でひっそりと咲いている
ミズヒキですがよく見ると、
細長い枝に
赤と白色の花を咲かせます。
その姿が
ご祝儀の『水引』に似ていることからついた名前です。
水引は、
和紙を、『こより』にして
『水のり』を引いて固めたものです。
水の持つ力から、
浄化、邪気払いといった意味をもつとされ
神様にお供物をする時に
包んだ和紙を結び止めるものとして使われていました。
縁起物とされる水引は
割り切れる数は縁起が良くないということから
奇数で結んで使われます。
中国の陰陽五行説から
5本を基本として、
3本は簡略的に
7本はより丁寧にしたものです。
10本は5本の倍数として
偶数ではなく奇数扱いになります。
二重陽結びとして豪華さを表しています。
十分に満ち足りていると言う意味を込めて
婚礼で使われています。
近所で奇数の本数のミズヒキの花を見かけたら
縁起が良い日だと感じてしまいますね。
最近のコメント