ナイチンゲールのように

今日は看護の日。
病院環境の衛生改善に奮闘した、ナイチンゲールの誕生日です。
看護は、「手と目(看)で見てまもる(護)」、患者に一番近い存在です。
治療の介助はもちろん、事務仕事、清掃、受付、
医療従事者同士を連携する秘書のような仕事もこなしながら
入院患者の看護のために24時間戦う肉体労働です。

家に帰れば、妻であり、嫁であり、母の顔もあって、行きつく暇もない忙しさ。

ただでさえ大変な職種でありながら、現在、新型コロナウイルスの感染が広がるなか、
医療従事者へのいわれなき誹謗中傷が増えています。
医療従事者にとどまらず、その家族にまで風評被害が及び、
保育園や自営業にも影響がでているそうです。

見えない不安を、誰かにぶちまけたい心理もわからなくもないですが、

誰かがやらなければ感染は広がってしまいます。

本当は家族のことを優先したい気持ちを押し殺し、
必死で感染拡大を食い止めようと、感染するリスクを負いながら最前線で戦っているのです。

誰かがやらなければ命が消えてしまう、
今ここで食い止めなければ感染が拡大してしまう、
使命感だけが頼りです。
言われなき抽象や誹謗で、そのモチベーションが下がってしまっては、
医療崩壊になってしまいます。
そうなって一番困るのは国民全員です。

ライトアップで感謝や敬意をあらわすことも大切ですが、
攻撃を止めるだけでも医療崩壊を避ける事ができるのではないかと思います。
看護の日に、家族の命を守るために必要なことを改めて考えてみる一日にしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

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