納めの大師です。
弘法大師を御本尊としているお寺では、
弘法大師の命日である3月21日に由来して、
毎月21日に縁日が開かれます。
その中でも、1年の最後である、
12月21日開かれる縁日が、「納めの大師」と呼ばれています。
弘法大師は、厄除けの御利益として有名です。
弘法大師とは、「空海」のことで、
平安時代初期の僧で真言宗の開祖。
多くの人の信仰を集めています。
ご利益をいただいたあとの、お礼は何よりも大切です。
関東では、
西新井大師、川崎大師、観福寺大師堂が、
関東厄除け三大師と呼ばれています。
特に西新井大師では、熊手市が開かれ、
関東、その年最後の熊手市と、楽しみにされています。
京都の東寺で開かれる納めの大師は
「終い弘法」と呼ばれており、
毎年多くの参拝者で賑わいます。
お出かけが難しい方は、
心の中でだけも、感謝の気持ちを伝えられるとよいですね。
こよみすと
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